東京都文京区千石・白山、ﾊﾟｰｿﾅﾙﾄﾚｰﾆﾝｸﾞｽﾀｼﾞｵkame7、ダイエット＆脚痩せトレーナーの吉田尚弘です。

昨今のコロナ禍で体重が増加してしまった方は多いかと思いますが、その中でも特に気になる部分のひとつにウエストがあります。女性の方であれば気になるのは下っ腹のポッコリではないでしょうか。

もちろん、食べ過ぎによってお腹に脂肪が付いておかながポッコリになる場合もありますが、それほど太ってもいないのに下っ腹だけがポッコリして気になるは意外と多くいらっしゃいますね。パンツスタイルでかっこよく着こなそうとしても、下っ腹が気になるとイヤになったりします。今回はなぜ下っ腹が出て見えるのか、そしてそれを改善するエクササイズをご紹介します。

なぜ、下っ腹が出て見えるのか？

なぜ、女性ばかり下っ腹が出て見えるのでしょうか？男性で下っ腹がぽっこり出ている方は少ないですよね。

皮下脂肪＆便秘

男性はビール腹と呼ばれるように、内臓脂肪が付きやすく、女性は皮下脂肪が増えやすい傾向にあります。なぜなら女性は子供を産むというビックイベントがあるため、子宮を守らなくてはいけません。冷やさない、そしてあらゆるショックから守るために下っ腹に脂肪が付きやすいのです。

そして、女性に多いのが便秘。排出すべき便が詰まってしまい下っ腹が出て見える場合もあります。

これを解決するには、まずは全体の脂肪を落とすこと、そして便秘を改善することが先決です。今回はその方法については割愛させていただきます。

猫背＆反り腰

特に太っているわけでもなく、便秘でもないけど、なぜか下っ腹が出る。その要因として挙げられるが姿勢です。

まずは悪姿勢の代表である猫背。下の図を見ていただく分かりますが、猫背になることで骨盤が後ろに倒れる後傾になり、尚且つ骨盤が前の方に出てきます。こういう姿勢になると下っ腹だけじゃなくお腹がポッコリ出てきますね。この姿勢はお腹を意識しなくても、骨盤の前側の靭帯で体を支えている状態で立つことができます。

そして、腰が反っている骨盤前傾姿勢。

これは女性のとても多い姿勢で所謂「反り腰」と呼ばれるものです。これも上の図を見ると分かりますが、腰が反ってしまうことで腰で体を支えるようになり、お腹の力が抜けて下っ腹が出やすくなります。前屈位になると腰が丸まらず、板のように真っすぐになり腹筋運動のクランチのような丸める運動が苦手なのも特徴のひとつです。

下っ腹を凹ます

では、姿勢の悪化によるポッコリお腹が改善するためには、どうしたら良いのでしょうか？それはやっぱり正しい姿勢を意識する事。そのためには腹圧を高めることが大切になり、特に下っ腹の腹圧を高めることで骨盤の位置を調整し、姿勢を正します。

下っ腹の腹圧を高めるために、最初に意識したいのは骨盤底筋群を締めること。お尻の穴をキュッと締めると骨盤底筋群からお腹を引き締める腹横筋に力が伝わり、お腹を締めることができます。

では実際にその部分を意識しながらエクササイズを行いましょう。

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