東京都文京区千石・本駒込パーソナルトレーニングスタジオKame7
ダイエット&脚やせトレーナーの吉田尚弘です。
脚のラインで悩んでいる方は多くいらっしゃいます。O脚だったり、X脚だったり、外モモ張りが気になったりお悩みは人によって様々です。
O脚の方は膝上のプニプニが気になったり、X脚の方は内もものお肉が気になって、どうしてもスカートばかりになってしまう場合も多いでしょう。
今回はそれを改善し、美脚へ導くためにはそれぞれアプローチの方法は違うのですが、当スタジオで最初のセッションを始める時に、ひとつだけ全員に感じてもらう事があります。
それが、足裏の知覚です。
▼ 目 次
足裏の知覚
正しい重心で立っているか、それが脚のラインを変える時に非常に重要な問題になります。それは建築と一緒で、土台が傾いていると全てが傾いてしまいますが、それと同じことが言えます。
では、正しい重心とは何なのか?それを確認しながらやってみましょう。
まずは左右どちらでも構いませんので、片足立ちになります。
その時に、重心を人差し指から踵の中央に乗るように足裏に意識を集中します。なかなか難しいとは思いますが、足裏に神経を集中してください。
その時に、できれば携帯のカメラを床に置いてでご自分の踵のラインを撮影すると、より分かりやすくなります。
この写真のように、ちゃんと踵の中央に重心が乗っている場合は問題ありませんが、下の写真のようにズレている場合は、重心が踵中央になるように修正する必要があります。
下の写真は足底アーチが落ちている状態になり、脛と大腿骨の向きがまっすぐではなくなります。足関節のズレは、脚のラインが崩れるだけではなく、膝痛や腰痛にも繋がってきますので、正しい重心の位置で立てるようにしたいものです。
そこで、正しい重心で立つために必要になってくるのが足底筋の活性化です。
足底筋の働き
偏平足気味の方は重心が内側になりますし、逆に甲高の方は重心が外側にかかるので正しい重心で立つのは難しくなります。
それを改善するために重要になるのが足底筋群です。その中でも大切なのが内在筋と呼ばれる、足裏の小さい筋肉達。分かりやすく言えば足裏のインナーマッスルですね。インナーマッスルは関節を安定させる働きがあります。
これらの筋肉は足裏の小さい関節を支えており、正しい重心で立つ、歩くために活性化させることは重要です。
足底筋を活性化させる
では、早速足裏の筋肉達を活性化させていきましょう。やり方はとても簡単。まず立った状態で足指を丸めます。
ただ丸めるのではなく第一関節から丸めます。
足指の第一関節から曲げているのが分かると思います。キュッと10秒ほど丸めたら緩めます。
また丸めてる作業を何回か繰り返します。タオルを足指で丸める、タオルギャザーに近い動きですね。
ただ、タオルギャザーと違う点は足裏のインナーマッスルをしっかりと意識できる点です。
足裏の筋肉が活性化され、立ちやすくなっているのが実感でき、正しい重心に近い状態で立てていると思います。偏平足、甲高の方でも有効です。
しっかり足裏の筋肉を活性化させて、美脚を目指しましょう!
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「足関節は美脚になるための基礎②」