ウォーキングで記憶力と集中力がよみがえる?加齢による脳の変化を防ぐ運動と栄養習慣

ウォーキングは脳の活動に重要です。 40歳からのダイエット
ウォーキングは脳の活動に重要です。

1. 「最近、集中力が続かない…」それ、脳の老化サインかもしれません

40代を過ぎたあたりから「人の名前が思い出せない」「話の途中で何を言いたかったか忘れてしまう」など、物忘れや集中力の低下を感じることはありませんか?

実はこれ、年齢による脳の自然な変化によって起きている可能性があります。

でも大丈夫!脳は適切な刺激と栄養を与えることで、年齢に関係なく元気を取り戻すことができるのです。

この記事では、特におすすめの「ウォーキング」と「食事(オメガ3脂肪酸・ビタミンB群)」を中心に、集中力・記憶力アップに役立つ習慣をご紹介します。


2. 加齢とともに脳はどう変化するの?

脳は20代をピークに、少しずつ萎縮していくことが分かっています。特に以下の2つのエリアが変化しやすいとされています。

  • 海馬(かいば):記憶をつかさどる部位。加齢により縮小しやすく、物忘れに関係。
  • 前頭前野(ぜんとうぜんや):思考・集中・判断力に関与。年齢とともに活動が低下。

これにより、「うっかり」「ぼんやり」「集中できない」といった日常の困りごとが起こりやすくなるのです。


3. 脳を活性化させるには“歩く”ことが効果的

では、そんな脳の衰えにどう対抗すればいいのでしょうか?

答えはとてもシンプル。ウォーキングです。

ウォーキングには次のような効果があります:

  • 脳への血流がアップし、酸素と栄養が届きやすくなる
  • 「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という記憶や学習に関わる物質が増える
  • セロトニンやドーパミンなど、心を前向きに保つ神経伝達物質のバランスが整う

特に朝のウォーキングは、脳のスイッチを入れ、1日をクリアな思考で過ごしやすくなるためおすすめです。


4. ウォーキングは“ながら”でOK。日常生活に取り入れるコツ

「毎日30分も歩けない…」「運動が苦手…」という方も多いですよね。

そんなときは、以下のような“ながらウォーキング”で無理なくスタートしてみてください。

  • 通勤や買い物のときに1駅分多く歩く
  • エレベーターではなく階段を使う
  • 近所の公園を10分だけ散歩する

ポイントは「少し息が弾むくらい」「会話ができる強度」で、週に3〜5日ほど行うのが理想的です。無理なく、楽しく続けることが大切です。


5. オメガ3脂肪酸とは?脳がよろこぶ“油”の話

脳の約60%は脂質でできていることをご存じですか?

その中でも特に重要なのが、オメガ3脂肪酸と呼ばれる良質な油。特に「DHA(ドコサヘキサエン酸)」と「EPA(エイコサペンタエン酸)」は、脳の構造や機能を保つのに欠かせません。

オメガ3の働き

  • 神経細胞の膜をしなやかにし、情報伝達をスムーズにする
  • 記憶力・学習能力を高める
  • 脳の炎症を抑える(脳疲労やうつっぽさにも関係)

6. オメガ3を含むおすすめ食品と摂り方のポイント

オメガ3脂肪酸は、体内ではほとんど作ることができません。食事からしっかり取り入れる必要があります。

魚油は脳細胞によい影響を与えます。
魚油は脳細胞によい影響を与えます。

食材例

  • 青魚(サバ、イワシ、サンマ、アジ、マグロ、ブリなど)
  • えごま油・亜麻仁油(加熱せずに使用)
  • くるみ・チアシード

摂り方のポイント

  • 青魚は週に2〜3回が目安
  • サラダにえごま油をひとまわし
  • 朝食にくるみをプラスするのも◎

サプリに頼らなくても、日常の食事でしっかり摂ることができます。


7. 脳のエネルギー代謝を支える「ビタミンB群」にも注目

集中力が落ちているとき、脳のエネルギーが不足していることがあります。
ここで重要なのが「ビタミンB群」です。

特に大切なビタミン

  • B1:糖質を脳のエネルギーに変える
  • B6・B12・葉酸:神経伝達物質(セロトニン・ドーパミンなど)の合成に関わる

食材例

  • 豚肉・レバー・玄米・納豆・卵・緑黄色野菜

バランスのよい食事で、脳がしっかりエネルギーを使える状態を保ちましょう。


8. 睡眠・ストレス・生活リズムも記憶力に関係している

いくら運動や食事に気をつけていても、睡眠不足やストレスが続くと脳の働きは低下します。

  • 睡眠:1日7時間前後を目安に。深い睡眠は記憶の定着に不可欠
  • ストレス:慢性的なストレスは海馬を委縮させることがある
  • 朝の光:体内時計を整え、脳の覚醒スイッチをONに

朝のウォーキングは「光」「運動」「呼吸」が同時に得られるため、脳にとって理想的なスタートになります。


9. 年齢を重ねても、脳は鍛えられる

「もう年だから…」と思わずに、今できることを始めてみませんか?

脳は何歳からでも変化できる臓器です。
日々のウォーキング、食事の見直し、良い睡眠。
そのひとつひとつが、未来のあなたの集中力や記憶力を守ってくれます。


💡まとめ|脳を元気に保つための3つの基本

  1. ウォーキング習慣で脳に酸素と栄養を届ける
  2. オメガ3脂肪酸とビタミンB群で脳の機能を支える
  3. 睡眠・ストレス・生活リズムを整える

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