東京都文京区本郷三丁目Personal training studioカメシチ、管理栄養士&ピラティストレーナーの吉田尚弘です。
はじめに
今、この瞬間にこのページを開いているあなたは、きっと「痩せたい」と何度も思い、何度も挑戦し、そのたびに少しずつ自信を失ってきたのではないでしょうか。
食事制限をしても続かない。
甘いものをやめようと決めたのに、気づけば手が伸びている。
体重計に乗るたびにため息が出る。
そして最後には、
「私って意志が弱い」
「俺は本当にダメだ」
そんなふうに自分を責めてしまう。
しかし、まずお伝えしたいのは、太ることは“怠け”ではなく、生理学的な仕組みの結果であるという事実です。
そしてもう一つ。
「食べられる」ということ自体が、実は非常に価値のあることだという視点です。
今回は、ダイエットに何度も失敗して落ち込んでいる方へ向けて、
- なぜ人は太るのか
- どうすれば痩せられるのか
- 太りたくても太れない人の現実
- 食べられることの意味
を、少し感情も込めながら、しかし生理学的根拠に基づいて解説します。
なぜ、人間は太るのか?
人が太るメカニズムは極めてシンプルです。当たり前ですが
摂取エネルギー > 消費エネルギー
これが続くと、余剰エネルギーは脂肪として蓄積されます。
1. インスリンの働き
食事をすると血糖値が上昇し、膵臓からインスリンが分泌されます。
インスリンは血中のブドウ糖を細胞へ取り込み、余った分を脂肪として貯蔵するホルモンです。
高GI食品や過食が続くと、インスリン分泌が慢性的に増え、脂肪蓄積が進みます。
2. 基礎代謝の低下
極端な食事制限を繰り返すと、身体は「飢餓状態」と判断し、基礎代謝を下げます。
その結果、以前と同じ量を食べても太りやすくなります。
3. ストレスとコルチゾール
慢性的なストレスはコルチゾールを増加させ、内臓脂肪の蓄積を促進することが分かっています。
つまり、あなたが太ったのは「意志が弱いから」ではなく、
ホルモン・代謝・環境の影響を受けた結果なのです。
痩せるためにはどうしたらよいか?
痩せるために必要なのは「根性」ではありません。
1. エネルギーバランスの調整
極端な制限ではなく、持続可能な軽度のエネルギー赤字を作ることが重要です。
2. 筋肉量の維持
筋肉は最大の代謝臓器です。
レジスタンストレーニングは基礎代謝維持に有効であることが、多くの研究で示されています。
3. たんぱく質摂取
体重1kgあたり1.2~1.6gのたんぱく質摂取は、減量中の筋肉維持に有効と報告されています。
4. 睡眠
睡眠不足は食欲ホルモン(グレリン)を増やし、満腹ホルモン(レプチン)を減少させます。
痩せるとは、「身体を整えること」です。
自分を罰することではありません。
太りたいけど太れない人もいる
世の中には、本気で太りたいのに太れない人がいます。私の元にも、稀ですが「太りたい」
「ふっくらとした女性らしい体つきになりたい」という内容のご相談を頂戴します。
太れない方の特徴として、
いくら食べても体重が増えない。
食べるとすぐお腹を壊す。
胃もたれ、腹痛、慢性的な下痢。
などが挙げれらます。
これは単なる体質ではなく、
- 消化酵素分泌の不足
- 胃酸分泌低下
- 吸収障害
- 腸内環境の問題
などが関与している場合があります。
太れないというのは本当に辛い
痩せたい人の悩みも深刻です。
しかし、太れない人の悩みも同じくらい、あるいはそれ以上に苦しい場合があります。
- 「ガリガリ」と言われる
- 体力がない
- 免疫力が低い
- 貧血や冷えがある
BMIが低すぎると、感染症リスクや骨密度低下のリスクも上昇することが知られています。
太れないというのは、単なる見た目の問題ではなく、本当に辛く
栄養吸収という生命機能の問題なのです。
この辛さを他人と共感できないことも、苦しみのひとつです。
太るための方法
健康的に体重を増やすのは、簡単ではありません。今回は詳細は割愛させて頂き
概要だけをお伝えします。太るために大事なのが
- 消化機能の改善
- エネルギー密度の高い食品の活用
- 筋力トレーニングによる筋肥大刺激
- 腸内環境の改善
が必要です。
単に食べる量を増やすだけでは不十分です。
吸収できなければ意味がありませんが、これがなかなか改善できない。
なので、太れない方は少量で高カロリーな甘い物などに手を出す方が多いです。
太れるという事は
ここで一つ、視点を変えてみましょう。
あなたは「太る」ことで悩んでいるかもしれない。
でもそれは裏を返せば、さきほどの太るために必要な機能
- 消化できる
- 吸収できる
- 脂肪として蓄えられる
- ホルモンが正常に働いている
これらの機能が正常に働いている
という証拠でもあります。
食べたものをエネルギーに変えられる身体を持っている。
これは、決して当たり前ではありません。この機能が働いているからこそ健康が
維持できるわけです。
食べれる幸せを実感しよう
人間は食べることで、
- ドーパミン(快楽)
- セロトニン(安心)
- オキシトシン(つながり)
を感じます。
食事は単なるカロリー摂取ではありません。
文化であり、家族の時間であり、幸福体験です。
「食べられる」ということは、
内臓が機能している証拠であり、健康の証です。
あなたは今、
食べられる身体を持っている。
それは、親から受け継いだ身体が機能しているということでもあります。
まずはそこに感謝して、ダイエットに望むべきではないでしょうか。
まとめ
- 太るのは意志の弱さではなく生理学的現象
- 痩せるには根性ではなく戦略が必要
- 太れない人の悩みは深刻
- 食べられることは健康の証
何度もダイエットに失敗しているあなたへ。
あなたはダメではありません。
身体の仕組みを知らなかっただけです。
そして最後に、忘れないでください。
食べられることは幸せです。
その幸せを否定するのではなく、
その力をコントロールできるようになればいい。
ちゃんと食べられて、
ちゃんと痩せられる身体を持っている。
それは、本当に価値のあることなのです。
カメシチでは太りたい方、痩せたいかたなど食事アドバイスもおこなっております。
是非、一度体験にいらしゃってください。トライアルセッションお申込み

