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ダイエットに食物繊維が必要なわけ

東京都文京区本郷・春日パーソナルトレーニングスタジオカメシチ、管理栄養士&ピラティストレーナーの吉田尚弘です。

皆さんはダイエットする時、食事はどんなものを中心に召し上がってますか?ダイエットを成功させるカギはやはりどのような食事をするかにかかっています。毎日5㎞走ったとしても食事内容が変わらなければ、辛いわりには思うように体重は落ちていきません。ダイエットは8~9割食事で決まってしまいます。

しかし、実際にダイエットしようと思った時、どのような食事をしたらよいのか?分からないという方が本当に多いです。
まず大事なのは、このブログでもよく書きますが三大栄養素と呼ばれる糖質・脂質・たんぱく質のバランス。細かいことはここでは割愛しますが、特に大切なのは活動エネルギー源となる炭水化物とたんぱく質。

そして、意外に大切なものが食物繊維です。
「え、食物繊維って野菜とか海藻類とかでしょ?、そりぁカロリーが低いもん、野菜、海藻類中心の食事にすれば痩せるでしょ」

と、お考えのあなた。
ちょっと違います。まず摂るべき食品はエネルギーとなる炭水化物、体の材料となるたんぱく質をしっかり摂ること。そして、食物繊維を含む野菜類、海藻類が大切になるわけです。これら野菜類と海藻類は食物繊維だけではなく、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
中でもミトコンドリアがスムースに働くために必要なマグネシウムやビタミンB群、鉄などは重要です。

実は、それだけではなく食物繊維は食事から摂取し、腸内に到達すると腸内細菌によって短鎖脂肪酸というものを作り出します。
この短鎖脂肪酸がダイエットにも大切な働きをするのです。

短鎖脂肪酸とは、脂肪酸の一種で、脂肪酸はメチル基(CH3)に炭素(C)がくっついたものですが、その炭素の数が6個以下を短鎖脂肪酸と呼びます。この短鎖脂肪酸が腸内で作られ、血液によって全身に運ばれたら脂肪細胞では脂肪の吸収を抑制し、筋肉細胞では脂肪燃焼を促進するという働きがあるのです。

なんとも素晴らしい短鎖脂肪酸。

短鎖脂肪酸が作られる事で腸内環境が良くなり、お通じの改善にもなりますしね。肌荒れせずキレイに痩せたい人は、食物繊維をしっかり摂りましょうね。

 

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