本郷三丁目カメシチブログ

「ピラティスで痩せる」を考察してみる

東京都文京区本郷パーソナルトレーニングスタジオカメシチ ピラティストレーナーの吉田尚弘です。

ネットで「ピラティス」ってググると、なぜか「痩せる」というキーワードが出てきます。
最初はピラティスだけで痩せるわけないじゃん!って思いましたが、ある時、実際に
ピラティスで痩せている人の話を聞いたり、実際にお客様で痩せたりしている人がいるので、ある意味本当なのか?と考え始めました。

ピラティスの消費カロリー

まず、ダイエットといえばカロリー消費量。エネルギー消費量が多いほど脂肪が燃焼し(正確には少し違うが)痩せるという結果になります。では、実際にピラティスはどのくらいのエネルギー消費をするのか?高強度のウェイトトレーニングと比較をしてみます。

運動強度をMETs(メッツ)という単位で表します。1METsが安静にして座った状態で、数値が上がるごとに運動強度が高くなりますがピラティスの運動強度はおよそ3METsとなっており、軽い運動に分類されます。そして高強度のウェイトトレーニングは6METsです。

このMETs使って実際の消費カロリーを計算します。
計算方法は消費カロリー(kcal) = METs×体重kg × 運動時間 ×1.05 で表すことができます。

*50㎏の人が約1時間ピラティスをやったとすると 3METs×50㎏×1h×1.05=157.5kcal
*50㎏の人が約1時間、高強度のウェイトトレーニングをすると 6METs×50㎏×1h×1.05=315kcal

比べると消費カロリーにかなりの差がありますね。これで本当にピラティスは痩せるのでしょうか?

呼吸による自律神経の調整

ピラティスで痩せる要因として、姿勢が良くなって痩せて見える。または自然に食事量が減って痩せることが考えられますが
もうひとつの可能性としてピラティスの呼吸による自律神経調節が考えられるのではと思います。
これは2021年に行われた比較試験(注1)ですが、ピラティスを1回60分を週に3回、12週間やったところ自律神経のバランスが調って
心と体の状態が良好で、ストレスが軽減されている状態になったという結果がでました。

これとダイエットがどう関係するかと言えば、甘い物やドガ食いはストレスから発生するパターンが多いです。仕事や人間関係からくるストレスを食べることで発散するわけですが、ピラティスを行うことで自立神経が調い、ストレスが軽減できれば甘い物などを欲する機会が減って、体重が減るのではないか?と推測できます。
ただ、これはあくまでも私の私見ですので、ひとつの可能性として考えてもよいのではと思いました。

少なくとも、ピラティスを経験された方は終わった後のスッキリ感や気持ちよさを感じるはずです。これだけでもピラティスをやった意味がありますね。

(注1)Cavina AP, Silva NM, Biral TM, Lemos LK, Junior EP, Pastre CM, Vanderlei LC, Vanderlei FM. Effects of 12-week Pilates training program on cardiac autonomic modulation: a randomized controlled clinical trial. J Comp Eff Res. 2021 Dec;10(18):1363-1372. doi: 10.2217/cer-2021-0195. Epub 2021 Oct 21. PMID: 34672201.

関連記事

PAGE TOP