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意外と知らない筋膜の影響

東京都文京区千石・本駒込パーソナルトレーニングスタジオKame7 トレーナーの吉田尚弘です。

筋膜という言葉を聞いた事はあるでしょうか?この筋膜は私達の普段の動きにとても関係していて、重要な働きをします。この筋膜が原因で肩こりや腰痛になったり、スポーツパフォーマンスにも影響を与えます。今回はそんな筋膜とその動きについて見てみましょう。

筋膜の流れ

最近は「筋膜リリース」というワードが聞かれるようになり、なんとなく筋膜という存在が知られるようになりましたが、いったいどんな物か知っている方は少ないと思います。

筋膜とは

筋膜は全身の組織を包み込んでいるだけでなく、組織間の結合も担う結合組織である。筋膜という単語一つでまとめるのは困難であり、解剖学的に詳細な名称付けが必要だが、専門家の間でも分類方法が定まっていないのが現状である。-Wikipediaより-

うーん、いまいちよく解らないですなぁ。もっと簡単に言えば筋膜は筋肉を覆っている膜で、全身を覆っています。体の表面と覆う膜、筋繊維を束ねる膜など全身をくまなくネットのように張り巡らされて、体の動きをチェーンのように繋げて支えています。

筋肉と筋肉をつなぐ筋膜の様子。鶏肉を買ってきて鶏皮を剥がす時にベローンと透明ま膜が一緒に剥がれますが、それも筋膜です。

アウターユニット

筋膜には体の表面を覆うものがあると書きましたが、その代表的なものにアウターユニットと呼ばれるものがあります。このアウターユニットは外側にある筋肉であるアウターの筋肉と筋肉を繋いでいて、たすき掛けのようで斜めに筋肉の流れを作っています。

上の図が代表的なアウターユニットです。左側は後ろから見た図で、背中から腰にかけて付いている広背筋からお尻の筋肉にたすき掛けに繋がっています。そして右側が正面からみた図ですが、これは横っ腹の腹筋である腹斜筋から内股の筋肉である内転筋に繋がっています。このアウターユニットは回転する捻じり動作や腰から上半身にかけての歪みに関係してきます。

例えば、ゴルフの動きは右から左へ強く動かします。なのでゴルフをよくやっている方は左に振り向く動作は得意ですが、右に振り向くのが苦手だったりします。そして日常での仕事の姿勢が常に左を向いた状態でいると、右から左動かすユニットの動きが強くなります。このようにある一方方向の捻じり動作が強くなりすぎると、上半身と下半身がズレる現象が起きやすくなります。これが歪みというヤツで、これが原因で腰痛が発生したりします。

例えば、この図のように上半身が右側にズレいる場合、右から左にかけてのアウターユニットが強くなっている事が歪ませるひとつの原因と考えられます。では、これを修正する方法のひとつとしてアウターユニットの左右バランスを整える必要があります。

左右バランスを整える

では、実際にこのアウターユニットを意識したエクササイズを行いましょう。これからご紹介するエクササイズは左右のバランスを整えます。歪みだけではなく、ゴルフやテニスなど身体を捻る動作が主になるスポーツにも有効です。

・背筋ダイアゴナル

床にうつ伏せになり、腹筋と同様に大の字になり、腕と足を左右交互に挙げます。この動作を10回1セットで2セット行います。

 

・腹筋ダイアゴナル

床に仰向けで寝て大の字になり、左足の外踝と右手の甲をタッチします。この時に左手は床から浮かないようにします。この動作を交互に行い10回を1セットとして2セット行います。

・サイドプランク+バランスボール

バランスボールがご家庭にある方は、このようなエクササイズもできます。
写真のように横になり、バランスボールを脚で挟んで手を挙げた姿勢を10秒キープします。これを左右4セットずつ行います。このエクササイズで内転筋と腹斜筋のアウターユニットが鍛えられます。

 

如何でしたでしょうか?筋膜というのは、日常生活や運動時にかなり影響します。左右バランスが気になる方は一度エクササイズをお試しください。

 

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